お出汁って皆さんどうやって取っていらっしゃいますか?
本だ○とか〇の素とかの一般的な出汁の素を使っていらっしゃる方が大半かなと思います。
確かに簡単で便利すよね。でもたまにいい和食屋さんに行ったり、旅館なんかで味噌汁を飲むと何とも言えない旨味を感じたりしせんか?
あぁーやっぱり旅館のお味噌汁はうまいな!
家でもこんな味噌汁が飲めたらな
いちいち朝からお出汁なんて取れないよ
家では出汁の素があるんだからそれで十分でしょ
多くの人が妥協して化学調味料で済ませていらっしゃいますが、実は出汁を取ることは難しいことではありません。
そしてベースのお出汁を取ってしまえば味噌汁はもちらん、煮物から炊き込みご飯やうどんまで幅広くいつでも使えて凄く便利です。
そんな簡単かつ究極に美味しい出汁の取り方と便利な運営方法をお伝えします。
究極の出汁の取り方!
用意するのは
花かつお、昆布、水、塩
これだけです。あとはお鍋があれば素人でも簡単に料亭の出汁が作れてしまいます。では早速その方法にいってみましょう。
- お鍋に水を用意します。このあと便利な保存をしていつでも使えるように大きめなお鍋にお水はたっぷりと用意します。私はいつも4000ml程を1回で作ります。
- 塩を鍋に二回し。いつも目分量ですが塩がほんのり薄ら感じる程度を入れます。
- そこに昆布を入れていきます。水出しはさすがに時間がかかるので昆布を入れてから最弱火にかけます。
- 一番弱い火で熱して60℃くらいの温度を維持します。温度の目安は指先で熱いと感じても火傷はしない温度。個体差はありますがガス火で最弱にしておくとその辺りで温度が飽和します。
- 維持した温度で30分経過後に昆布を取り出し、そこからは一気に強火で熱します。
昆布を取り出すとこのように黄金色のキレイな出汁が現れます。 - 沸騰直前に花かつおをたっぷり入れます。鍋のフチから気泡が複数上がれば花かつおを入れるタイミングです。
自然に花かつおは出汁へと浸っていきます - 花かつおを入れたら沸騰する前に火を止めます。花かつおを入れ1分で火を止めますが、1分待たずして沸騰直前となった場合も火を止めて下さい。沸騰するとかつおの酸味が出て酸っぱい出汁になってしまうので重要な工程です。
- 花かつおを取り除いて出汁の完成です。アク取りより粗目のカス揚げですくうと早いです。
- すぐ使う場合はお玉で上澄みを使用します。残りはタッパに入れます。細かいかつおや昆布のカスが残っているので、ざるとクッキングペーパーでこしながら移します。
- 移し終わったら十分に冷ましてから冷凍庫で冷凍保存します。
冷凍しておくことでいつでも美味しいお出汁を使った料理ができます。
まとめ

如何だったでしょうか。ベースのお出汁を作ることで何にでも活用できちゃいます。私はこの日作ったお出汁でのどぐろの煮つけを作りました。
お味噌汁、おでん、ブリ大根、おすまし、豚の角煮等々・・・このお出汁をベースに醤油、酒、砂糖、みりんを組み合わせるだけです。
またタッパに入れて冷凍保存も普通の事ですがお出汁でやられている方は以外と少ないのではないでしょうか。
少し解凍してあとは鍋に入れて火にかければすぐ溶けてお出汁として料理に使えちゃいます。めちゃくちゃ便利ですよ!
是非お試し下さい。